マンガ・小説・雑誌を自炊して電子書籍にする

本を取っておくと本棚がいっぱいなってしまいます。そんな時に断裁機とスキャナを使って自炊(電子書籍化)しておけば本棚もスペースが確保できるし、捨ててしまうのと違って読みたいときに読むことができます。

前から自炊は気になっていたんですが、本を切るための断裁機とスキャナを買ってしまうと置き場にも困るし、何より値段が…ってので試せていなかったんですが「Rentio」というサービスで断裁機とスキャナがカンタンにレンタルできたので自炊して電子書籍にする方法をご紹介します!

「Rentio」で断裁機とスキャナをレンタルする方法については、こちらの記事をご覧ください。

自炊用の断裁機とスキャナーをRentioでレンタルする方法

 マンガ・小説・雑誌を断裁する

今回使う断裁機はPK-513LNです。Amazonでは20%オフのクーポンを適用できる場合もあるようです。

マンガ・小説・雑誌を断裁してスキャンするためにはまず、本同士がくっついている部分を切断してページを全てバラバラにしなければいけません。

本をバラバラにしたことがある方はわかるかもしれませんが、写真の赤枠部分が少し白くなっているのがわかると思います。

この部分が接着剤になっていてページの1枚1枚がくっついて、ページをめくった際にもバラバラにならずに済んでいる、というわけです。

図にするとこんな感じです。

この接着剤の部分がスキャンする時に邪魔になるので、断裁機で一気に切ってしまって楽をしようというのが狙いなわけです。もちろんカッターで切ることも出来ますが、とてつもなくめんどくさいのでみなさんが断裁機を使うわけです。

接着剤部分を切っちゃって本の内容は大丈夫なのー?って思うかもしれませんが、マンガや小説、雑誌の内側には絵や文字が入って来ない赤枠のスペースがあります。そのため切りすぎても、ある程度は大丈夫です。

本の接着剤部分を切断する

それでは、断裁機を使っていきましょう。

ガイドを表示する

まずは「カットライン表示スイッチ」を「ON」にして、ガイドを表示させましょう。

このガイドラインを表示させることで、マンガ・小説・雑誌の接着剤部分のところをどのあたりまで切るかを確認できます。

画像の中央あたりに赤いレーザーの光が確認できます。このあたりに刃が降りて、本が裁断されます。

本を設置する

断裁機の赤枠部分に本を設置します。

グレーの部品(固定ガイドと言うそうです)を調節して、本を設置してから赤いレーザーの位置を合わせます。

ガイドが表示されているとスキマからどのあたりまで断裁されるのかってのが確認できるのですが、分かりやすい本の色だといいのですが、白かったりすると非常に見づらいです。。。

なので本をずらして横から見ると、どれぐらいまで断裁されるかが分かりやすいです。

断裁する

あとはレバーを降ろしてズバッと断裁するだけです。

赤枠の安全装置を解除しながらレバーを降ろさないといけないので、写真が撮れていません。ごめんなさい(泣)

実際に断裁したものがこちらです。やってみるまで分かりませんでしたが、もっと歪んだり、裁ち残しみたいになってしまうかと思っていましたが、こんなにきれいに切れていました。

最後までレバーをグッと押し込むことが、裁ち残しなくページの最後まで切るポイントです!

スキャナで断裁した本をスキャンする

本を断裁したので、次はスキャンを行います。

スキャナは「ScanSnap FX-IX500」を使うので、ソフト・ドライバのインストールをこちらの記事を読んで先に済ませてください。

ScanSnap FX-IX500をパソコンで使えるように設定する

スキャンの設定

スキャンを行う前に「ScanSnap Organizer」の設定を行います。

まずは「ScanSnap Organizer」を起動します。

オプション設定を変更する

スキャンの際の画質や圧縮率を設定から変更します。設定自体はカンタンなので自分に合ったものを探すのが1番ですが、ここでは私のオススメ設定を紹介させていただきます。

まずは「ScanSnap Organizer」が起動したら、左上のボタンを押します。

「ScanSnapの設定」を押します。

「保存先」タブでファイル名の設定を行います。

ファイル名はこのままでもいいのですが、数字の間に漢字が入ってくると見づらいので…

「yyyy-MM-dd-HH-mm-ss」を選択して「OK」を押します。

例にもありますが、ファイル名が「2017-11-24-13-03-09.pdf」のようになって見やすくなります。

次に「読み取りモード」タブをこのように設定します。

ポイントは、「継続読み取りを有効にする」にチェックを入れておくことです。ScanSnapは1度にスキャンできる枚数に決まりがあるので、この箇所にチェックを入れることで分割してスキャンをしたものを自動でくっつけることができます。

また、右下のオプションでこのように設定して「OK」を押します。

「ファイルサイズ」タブで圧縮率を「4」に設定します。いろいろ設定してスキャンを行ってみた結果、きれいでファイルサイズが軽くなるのがこの設定でした。

ここまで、設定したら「OK」を押します。

スキャンを行う

さっそくお楽しみのスキャンを行いましょう。

本をScanSnapにセットする

ScanSnap本体にスキャンしたいマンガ・小説・雑誌をセットします。ちゃんと本同士がバラバラになっているか確認するためにパラパラとめくっておくのがオススメです。

今回はマンガの単行本でスキャンを行いますが、1度にセットできないため半分に分けてセットします。スキャン後に分かりましたが、1度に約50枚程度(両面で100ページ)をセットできました。

ScanSnapの設定で「原稿を上向きにセットします」にチェックを入れているので、表紙を上に向けてセットできます。ここで、チェックを入れたのは分かりやすさを優先してのことでした。

Scanボタンを押す

本をセットしたら、ScanSnapの「Scan」ボタンを押します。

約1分で50枚程度のスキャンが終わりました。最初の半分のスキャンが終わったら、残りの半分をセットします。スキャンが終わったものは下に溜まっていくのでスキャンをする前に取り除きましょう。

最初のスキャンが終わるとパソコンにこのようなものが表示されています。本を分割してスキャンしているので、1つのファイルにしたい場合は「継続読み取り」を押すかScanSnap本体の「Scan」ボタンを押してください。

分割していた本のスキャンがすべて終わったら「読み取り終了」を押します。

これで保存までが完了する場合もあるのですが、このような表示が出たら「指定したフォルダに保存」を押して、

「保存」を押せば、1冊の本のスキャンが終了です。

スキャンが終了したものはこのように保存されていきます。

タブレットに移すなり、クラウドにアップロードして読むことが可能です。もちろんですが、インターネット上にアップロードして複数人で読めるようにしたり販売したりすると犯罪になりますので私的利用の範囲内で楽しんでくださいね。

また、スキャンの最中にスキャンした画像に線が出てきた場合はこちらの記事をご覧ください。

ScanSnap FX-IX500でスキャンした際に線が出る問題を解決する

まとめ

上記のような流れで、本を断裁してスキャンする流れは網羅できました。

実際に作業をするときはスキャンされている最中に次の本を断裁しておく…という流れ作業をしておくことで効率よくスキャンが可能です。慣れてくることで、スキャン中に次にスキャンするための本をストックしておくことも可能になってきます。

今回、私はレンタルして断裁機とスキャナを使っていますが購入してしまえば、いつでも自分の好きな時に断裁とスキャンを行うことができます。本がたくさんあって整理をしたいって方は購入するのも1つ手かもしれません。

今回ご紹介した、ScanSnap iX500と断裁機(PK-513LN)購入はこちらから可能です。