WordPressのモデレートとトラックバック・ピンバック

このブログを始めて、モデレートとトラックバック・ピンバックについて気になりながらも何も起きなかったので調べていませんでしたがこの度、「ピンバックが承認待ちです」のメールが来たので解説を行います。

モデレート・トラックバック・ピンバックとは

まずはピンバック、トラックバックの親だと思っておくと分かりやすい「モデレート」からです。

モデレート

英語的な意味では

Moderate【モデレート】

穏やかになる、抑える、穏健主義者 など

のようですが、さっぱりわかりません。英語しゃべれる人はどう解釈してるんでしょうか。

WordPressから送られてくるメールはこのようになっています。

結局どういうことかと言うと、モデレートは

「あなたの記事がこのサイトでリンク(被リンク)されました。この挙動は正しい(承認)ですか? それとも正しくない(非承認)ですか? スパムですか?」ということす。自分の記事を評価して、リンクを貼ってくれているので喜んでいいものです。(私は初めてだったので、とてもうれしかったです)

ただ、選択肢にもある通り「承認する・ゴミ箱に移動する・スパムとしてマークする」なので、悪いサイトがリンクを貼ってくることもあります。そんなときは絶対にアクセスしないで「ゴミ箱に移動する・スパムとしてマークする」で処分してしまってください。

下の画像の赤枠の部分がリンクをしていただいたサイトさんの情報です。サイト名も日本語だったのでURLをクリックし、サイトを確認させていただきました。

トラックバックとピンバック

モデレートメールの中に入ってくる情報として「トラックバックとピンバック」があります。

トラックバック

この機能はWordPress以外のどのブログでも昔から(?)ある機能のようです。使う機会は正直ないんじゃいかなーと思います。

片方のブログの人がもう片方のブログのURLを貼ると貼られた記事のURLがもう片方のブログにも表示されるという…文字にすると最悪にわかりづらいですね…

図を入れながら説明します。

まず、ブログAが記事内でブログBの記事のトラックバックURL(トラックバック専用のURLがあるそうです)を貼って、トラックバック通知を送ります。

次にブログBはトラックバック通知を承認し、ブログAの記事のトラックバックURLを貼って、トラックバック通知を送ります。

これで、ブログAが承認することでトラックバック完了です。

使われる例としては、ブログAがブログBの記事の感想を書く→ブログBがその感想へのリンクを紹介する、といった感じでしょうか。

トラックバック専用のURLが必要なのって、Twitterのリツイート・引用リツイートなどを普段から使っていると随分ローテクに感じてしまいますね。(WordPressのサイトでトラックバックURLがついているのを見たことがないです…)

ピンバック

続いて、ピンバックです。

今回、私に届いたのは「ピンバックの承認」です。この機能はWordPressでつくられたサイト同士でしか働かない機能で、トラックバックのパワーアップ版です。

文字にするとわかりづらくなってしまうので、図付きで説明します。

ブログAが記事内でブログBの記事のURLを貼ると、自動でピンバック通知が送られます。

次にブログBがピンバックを承認すると、ブログBにブログAの記事URLとタイトルが自動で表示される、

という流れのようです。(ピンバックが表示されるテーマの場合ですが)

トラックバックとピンバックの違い

ややこしい感じもありますが、簡単にまとめると下記の表のようになります。

通知 必要なURL
トラックバック 手動 トラックバック専用URL
ピンバック 自動 記事URL

ピンバックは記事URLを貼るだけで「通知が飛ぶ」→「承認」で完了、というようにやり取りが減ってるので進化形って呼ばれてるんだと思います。性質として同じもので、WordPress同士ならピンバックが便利という認識でいいと(私は)思います。

 

ちなみにピンバックの「承認」は、WordPressの管理画面の「コメント」をクリックし、

「承認する」をクリックするだけで完了です。

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