KIOXIA(キオクシア)製USBメモリ、KLU301A016GWのレビュー
15年振りくらいにUSBメモリを買い替えようと思い立ち、いろいろ調べていたのですが「KIOXIA(キオクシア)」というメーカーさんを初めて知りました。
値段も安く手頃だったため購入してみましたので、「KLU301A016GW」のレビューをします。
読み書きの速度が知りたい方は、目次からUSBメモリの説明を飛ばしてご覧ください。
購入したUSBメモリ「KLU301A016GW」について
今回購入したUSBメモリは「KIOXIA KLU301A016GW」という商品です。最後の「016GW」は「16GB(容量)」の「White(白色)」という意味になっているかと思います。
KIOXIAについて
初めて見るメーカーだなー、と思ったのですが調べてみると「東芝メモリ株式会社」が社名変更して「キオクシア株式会社」という名前になったようでした。
2017年に東芝の半導体メモリ事業を分社化して設立され、2018年にグループから離脱して持分法適用会社となった。2019年(令和元年)10月1日付で、東芝メモリ株式会社(とうしばメモリ、Toshiba Memory Corporation)より商号変更した。社名の「キオクシア」は、日本語の「記憶」(Kioku)と、ギリシャ語で「価値」を意味する「axia(アクシア)」を組み合わせたもので、社内公募で選ばれた。
Wikipedia
パッケージと写真
パッケージはオレンジで目立ち、紙のパッケージになっています。
USB本体のみだとサイズはこんな感じで、横約5.2cm×縦約2.3cmです。
高さは約0.9cmです。
USB端子をスライドさせて使えるようにするタイプではなく、キャップを外して使えるようにするタイプとなっていますが、
USB本体の後ろに外したキャップをつけることが可能なので、後ろにつけておけばなくしてしまうということは少なくなるかと思います。
買うときは気づかなかったのですが、一番驚いたのが裏面に書いてある「MADE IN JAPAN」でした。
USBメモリの日本製を私は初めて使うので楽しみです!
今まで使っていたUSBメモリとの速度比較
この部分が一番気になるところですね。
今まで使っていたのは「SanDisk cruzer colors+ SDCZ23-008G」で正式な発売日がわかりませんでした。
Amazonにいまだに1GBのメモリが売っていましたが、Amazonでの取り扱いが2007年になっていましたのでおそらくそれくらいの時期に買ったのではないかと思います。(実物の写真はラベルが削れて残念なことになっているので下記でご確認ください)
SanDisk cruzer colors+ の読み書きの速度
読み書きの速度を計測に使うのは、有名どころですが「CrystalDiskMark」を使っています。
環境によって違うので、あくまで参考としてご覧いただけると助かります。
USB2.0での計測結果
こちらのUSBメモリはUSB2.0にしか対応していないので、USB2.0の速度のみです。
今までWindows10の初期化に使うインストールメディア用として使っていました。初期化に時間がかかるのは、読み込みの速度が遅いせいなのかとなんとなく思ったり…
KIOXIA KLU301A016GW の読み書きの速度
本命のUSBメモリです。
こちらは USB3.2、USB3.2、USB3.1 、USB3.0 、USB2.0に対応しているので「USB2.0」と「USB3.0」で計測を行います。(私のパソコンがUSB3.2とUSB3.1には対応していないので…)
USB2.0での計測結果
この時点で「SanDisk cruzer colors+」よりも読み書きが速いので満足ですが、USB3.0がまだ残っているのでそちらもみていきましょう。
USB3.0での計測結果
書き込み速度もわずかに上がりましたが、読み込み速度が劇的に向上しました! USB3.0の恩恵がここまで出るとは思っていなかったのですごくビックリしました…
2つのUSBメモリの速度をわかりやすく表にしてみました
比較するのは「SEQ1M Q8T1」という一番上の行で比較することにします。(4行ありますが、一番わかりやすかったので…)
- SanDisk = cruzer colors+ 8GB
- KIOXIA = KLU301A016GW 16GB
まずは一覧から
SanDisk/USB2.0 | KIOXIA/USB2.0 | KIOXIA/USB3.0 | |
読み込み | 24.71MB/s | 34.38MB/s | 139.89MB/s |
書き込み | 4.81MB/s | 10.05MB/s | 13.18MB/s |
圧倒的にKIOXIAのUSB3.0が速いですね!
ただ、これだとどれくらい早くなったかわかりづらいのでUSBの規格ごとに比較します。
USB2.0での比較
USB2.0で比較すると少しはやくなったようですが、KIOXIAをUSB2.0で使う分にはとあまり買い替えた意味はないかもしれません。
SanDisk/USB2.0 | KIOXIA/USB2.0 | 比較 | |
読み込み | 24.71MB/s | 34.38MB/s | +9.67MB/s |
書き込み | 4.81MB/s | 10.05MB/s | +5.24MB/s |
USB3.0との比較
規格が違うので比較するものではないかもしれませんが、USBメモリを買い替えた理由のひとつがUSB3.0に変更したい! ということだったのでこの比較が一番わかりやすいですね。
ただ、書き込み速度はびっくりするほどの差は出なかったです…
SanDisk/USB2.0 | KIOXIA/USB3.0 | 比較 | |
読み込み | 24.71MB/s | 139.89MB/s | +115.18MB/s |
書き込み | 4.81MB/s | 13.18MB/s | +8.37MB/s |
これくらい読み書きの速度がはやくなってくれれば、普段使いでも差を感じられるのではないかと思います。
特に書き込みがSanDiskの頃と比べて、5倍以上ですからね!
KIOXIAのUSB規格での比較
最後にKIOXIAのUSB規格、USB2.0とUSB3.0で比較します。
「KIOXIA KLU301A016GW」はUSB2.0でも使うことはできますが、この表を見るとUSB2.0で使う必要は全くないですね。端子があるPCではぜひともUSB3.0を使ってあげてください。
KIOXIA/USB2.0 | KIOXIA/USB3.0 | 比較 | |
読み込み | 34.38MB/s | 139.89MB/s | +105.51MB/s |
書き込み | 10.05MB/s | 13.18MB/s | +3.13MB/s |
私のPCが上位のUSB3.2とUSB3.1に対応していなかったので、今回は計測できませんでした。
パソコンを買い替えることがあれば、比較してみたいですね。
USBメモリを買い替えようと思っている方は、お手頃価格なので「KIOXIA KLU301A016GW」 をぜひお試しください!
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