Xserverでのサイト表示を速くする「Xアクセラレータ」と「Expiresヘッダ」を使う

Xserverで「Xアクセラレータ」と「Expiresヘッダ」という機能が使えるようになりました。カンタンにいうとWebサイトの表示速度を速くする機能です。実際に試してみたので、使用前後のサイトの表示速度を紹介します。

XアクセラレータとExpiresのON・OFF時のWebサイト表示速度

まずはOFF状態のサイトの表示速度です。サイトの表示速度の比較にはGoogleの「PageSpeed Insights」を使用します。

OFFの時のサイト表示速度

サイトの表示速度は速ければ速いほどいいんですが、このサイトは2年も前に作ったテーマを使っていて特に改善もしていないのでそんなに読み込みが速くないですね(笑)

モバイル

パソコン

「Xアクセラレータ」と「Expiresヘッダ」をONにする

それではそれぞれ2つの機能をONにする方法です。

XアクセラレータをONにする

まずはサーバパネルにログインして、高速化の中の「Xアクセラレータ」を押します。

Xアクセラレータを有効にしたいドメインを選択します。

変更後の設定を「ON[全ファイル]」を選択して、「設定変更(確認)」を押します。

この全ファイルの時の設定ですが、下記の注意点があるようです。

全てのファイルに対してXアクセラレータが有効になります。
サーバー側で静的ファイルは2分間、動的ファイルは1分間キャッシュされます。

※ECサイトやログインしたユーザーのみに表示するコンテンツなど、キャッシュ処理を想定していないコンテンツを運用の場合、正常に表示されないことがあります。

最後に「設定変更(確定)」を押します。

これで「Xアクセラレータ」の設定完了です。

続いて「Expiresヘッダ」の設定を行います。

ExpiresヘッダをONにする

サーバパネルにログインして、高速化の中の「ブラウザキャッシュ設定」を押します。

Expiresヘッダを有効にしたいドメインを選択します。

「ON[全ての静的ファイル] ※推奨設定」を押して、「設定変更」を押します。

これで「Expiresヘッダ」の設定完了です。

ONの時のサイト表示速度

続いて「Xアクセラレータ」と「Expiresヘッダ」をONに変更して速度を測定してみます。

モバイル

パソコン

微妙に速くなった気がします。

というわけで前後の比較

モバイル

モバイルの時にスコアが「2」だけ上昇しています。微弱な速度の上昇がみられました…

パソコン

スコアが「6」上昇しました。これまた微弱な速度の上昇でした。

「Xアクセラレータ」と「Expiresヘッダ」を有効にしても私のテーマではすごく速度が速くなることはありませんでしたが、ある程度の速度が上昇が見られたのでOKとしておきます。

もしかすると他のテーマであればもっと高速化がされるかもしれませんので、ぜひお試しください!

 

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